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ブレーキパッドの交換

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摩耗センサーのしくみ

摩耗センサーのしくみ

ブレーキフルード

摩耗センサーは、通称PWI(Pad Wear Indicaterの略、摩耗警報装置)といいます。
パッドの磨耗状態を知らせてくれる装置です。
PWIには、電気式と可聴式(audible)の2つがあります。

電気式の作動

パッドの一部を切り抜き、その部分にPWIプローブが装着されています。この中に電線がU字状にモールドされていて、パッドが規定厚み(通常2mm)まで摩耗すると、ローターによって、このU字電線が切断されインパネにあるブレーキ警告ランプが点灯する仕組みです。

可聴式の作動

パッドの裏板に組付けられた0.5~0.8mm厚のステンレスの鉄板が、パッド磨耗の際にローターと接触し、ビビリ音を発生する仕組みです。
可聴式は、ブレーキをかけた時もかけない時(通常の走行時)にも音が出ています。
ずっとキーキーと耳障りな音が出ているときは、キャリパーの点検溝を覗き、パッドの残厚を確認してください。

(注意1)

PWIは一定の距離を走行すると音を発しなくなります。

(注意2)

ドライバーがご自身でパッド交換をするケースでは、組み付けを間違えない様に注意してください。通常は、PWIはパッドの一番よく減る箇所(一般的には、車両の内側)に取付けられます。

点検、不具合対処、交換を行う際は、注意事項を守って作業をしてください。
なお、専門の業者に頼らずに、ご自身で実際の作業を行われる場合は、ご自身が責任を負うことになります。
ご注意ください。

危険注意事項を守らないと、ブレーキの制動不能を生じ、お客様の死亡や大けがなどの人身事故が生じます。

警告注意事項を守らないと、ブレーキの制動不能や低下を生じ、お客様の死亡や大けがなどの人身事故の原因につながります。

注意注意事項を守らないと、お客様がケガをされたり、物品に損害を与える原因となります。